セルライトと肥満の関係
セルライト=肥満のイメージがありますが、セルライトは脂肪そのものではありません。
セルライトは脂肪組織に線維化が生じ皮膚に凹凸となった皮膚の状態です。
肥満とは異なります。
セルライトは主に成人女性の大半に生じます。
成人女性の90%に様々な程度のセルライトがあり男性は2%と言われています。
女性は女性ホルモンの影響で皮下脂肪が付きやすくセルライトができやすいのです。
痩せている・太っているに関係なくセルライトは一度できてしまうとなかなか解消できません。
セルライトは、脂肪を筋肉に変えることで目立たなくなります。
体重の減量で目立たなくなりますが減量によって皮膚にタルミが生じた場合、逆に目立ってしまうことがあります。
セルライトの4つのタイプ
セルライトには4つのタイプがあります。
① 脂肪型セルライト
- 運動不足やカロリーの高い食生活・代謝の低下が原因
- 下腹部・お尻・腰回り・二の腕にできるプニプニ柔らかい感触のセルライト
② ムクミ型セルライト
- 主に冷え性の女性に多いと言われています。リンパ・血流の滞りにより代謝が低下し身体に水分が溜まることでふくらはぎ・太ももにできる。
- 脂肪型より見た目がボコボコしている。
③ 繊維型セルライト
- 長期間セルライトを放置した結果、線維化してしまったセルライト。
- 見た目で凹凸がハッキリわかる。
- こちらのタイプになると自力で除去は難しくなります。
④ 筋肉型セルライト
- 皮下脂肪が筋肉の上に付いてセルライトになったスポーツをしていた人に多い。
- こちらのタイプも頑固で落ちにくいです。
セルライトが形成される原因とは?
セルライトは肥大した脂肪細胞に老廃物が結合して凝り固まり、大きな塊となったもの。
つまり、皮下脂肪が多くなり脂肪が蓄積されている状態です。
その原因として下記のような要因があります。
- 過剰な炭水化物の制限
- アルコールの過剰摂取
- ムクミ
- 加齢・老化
- ホルモンバランス
- 筋肉不足
- 運動不足
- 高脂肪・高塩分(食生活の乱れ)
- 喫煙
セルライトの形成を避けるため
セルライトは、脂肪の蓄積・ムクミ・筋肉の硬化などによって生じますが、原因に合わせて日常生活を改善することで予防に繋がります。
前述したように、セルライトができる最大の原因は、「脂肪の蓄積」です。
日常的な生活習慣が複合的に関係しています。
セルライトを予防するために取り組みたい生活習慣のポイントは以下です。
- 食生活の改善(タンパク質・ミネラル・ビタミン・食物繊維を摂る)
- 水分摂取
- 定期的な運動(有酸素運動・筋トレ・マッサージ・ストレッチ)
- 適正な体重管理
- 禁煙
セルライトの大敵は、「脂肪」・「老廃物」・「水分」を溜めること。
適度な運動を取り入れ、血行や代謝をアップさせることがセルライトを減らすことへの近道です。
当院ではお身体に合わせた施術・サプリのご提案をさせて頂いております。
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